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【職業作曲家への道その3】エレクトーンとDTMの関係

制作開始
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人生初Mac

DTMの面白さを知ったワタクシ、まずはそれまで触ったことすらなかったパソコンを、親にお願いして分割返済で購入してもらいました。父さん母さんありがとう♪ヾ(^Д^*)ノ

当時は「音楽制作といえばMacという時代。授業でもAppleのLC630という機種を使っていたため、この機種の上位バージョン「PowerMac 6200」というのを購入!

 ↓こんなの

【スペック】

CPU 75MHz

メモリ  16MB (ギガじゃなくてメガ

内蔵HD 500MB(ギガじゃなくてメガ

今見るとギャグとしか思えないスペックですが、当時は高性能だったんですよ!なんつったってPowerMacですから。

パワーって名前がいいじゃないですか。パワーありそうで(笑)

ソフトは今は亡き「EZ Vision」、音源はド定番「Roland SC-88」懐かしい組み合わせだ…。

このスペックではハードディスクレコーディングなんて出来ません。もちろんプラグインシンセもありません。

というか、そんな概念すらない時代でした。

ピアノロールでハード音源の音を鳴らす、ほぼそれが全てと言える制作環境です。

エレクトーンとDTMの共通点

DTMをやってみてわかったことは、「エレクトーン弾きとDTMは相性が良い」ということ。以下、エレクトーンとDTMの共通概念です!

■チャンネル・パートの概念

エレクトーンは基本的に、右手は上鍵盤でメロディ、左手は下鍵盤で伴奏、左足はベースというように、演奏の役割がある程度決まっています。このため、DTMでいう複数チャンネルを組み合わせて制作するという概念にすんなり入っていくことが出来ます。

■音色とジャンル

エレクトーンにはプリセットされている音色数が非常に多いです。さらにレパートリーの音楽ジャンルも多岐にわたるので『どの音楽ジャンルでどのような音色を使うか』という音楽知識を経験則で知っています。そのため、膨大な音色数のDTM音源にすんなり入っていくことができます。

■ドラム打ち込み

一般的にDTM初心者が苦手とするドラムの打ち込みも、エレクトーンをある程度やっている人間ならば普通にやっているため、これも最初からできます。

 ■エフェクト、ミキシング要素

エレクトーンにはボリュームやパンといったミキシング要素はもちろん、リバーブ、ディレイ、コーラスといったエフェクトも網羅されています。そのうえ、ピッチベンドやエクスプレッションも基本機能に含まれるため、DTMと共通する知識が非常に多いのです。

エレクトーンをやっていた経験は、今の仕事にも非常に役に立っています。

そんなこんなでDTMの勉強を続け、就職活動に突入します。

つづく

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