エレクトーンを学ぶ人にこそDTMをオススメしたい理由

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演奏でプロを目指していた

 

 

20年以上前、私はエレクトーンでプロを目指し、専門学校で日々練習を重ねていました。

 

技術さえあれば上に登っていけると信じていました。

 

音楽でお金を稼ぐには、エレクトーンプレイヤーかデモンストレーター、もしくは音楽教室の先生しかないと思っていました。恐ろしいほど狭い視野です(笑)

 

もともと狭い音楽業界で、さらにニッチすぎるエレクトーン界。必死になればなるほど視野が狭くなってしまうのは仕方のないことかもしれません。

 



視野を広げよう!

 

 当たり前ですが、エレクトーンは立派な楽器です。これでプロを目指すということは、すなわちミュージシャンを目指すということです。この当たり前の意識が、どうもエレクトーンでプロを目指す人達に欠けているように感じます。エレクトーン業界と音楽業界が違うなんてことはありません。これ一本で上を目指そうとするなら、とてつもなく厳しい道程です。

 

しかし、何でもチャレンジできる今の時代「一直線にエレクトーンのプロだけを目指そう!」なんていう考え自体がナンセンスとも言えます。いちばん重要なのは「視野を拡げること」です。

 

そしてエレクトーン弾きが視野を拡げるための第一歩として、DTM(パソコンやスマホを使った音楽制作)を学ぶことを強くオススメします!

 

DTMはパソコンとソフトウェア、少しの周辺機器だけでスタートすることができます。エレクトーン買うのと比べたら全然安いもんです(笑) 最初に買う機材に関してはこちらの記事も参考になるかも。

 

エレクトーンとDTMの共通点

 

「パソコンで音楽制作」と聞くと、最初は難しいような印象を受けるかもしれません。しかしながら、エレクトーンとDTMには意外なほど共通点が多く、エレクトーンをやっていればかなりスムーズにDTM作業を開始できます。

 

 

エレクトーンとDTMの共通点をいくつか挙げてみます。

 

■チャンネル・パートの概念

 

エレクトーンは基本的に、右手は上鍵盤でメロディ、左手は下鍵盤で伴奏、左足はベースというように、演奏の役割がある程度決まっています。このため、DTMでいう複数チャンネルを組み合わせて制作するという概念にすんなり入っていくことが出来ます。

 

■音色とジャンル

 

エレクトーンにはプリセットされている音色数が非常に多いです。さらにレパートリーの音楽ジャンルも多岐にわたるので『どの音楽ジャンルでどのような音色を使うか』という音楽知識を経験則で知っています。そのため、膨大な音色数のDTM音源にすんなり入っていくことができます。

 

■ドラム打ち込み

 

一般的にDTM初心者が苦手とするドラムの打ち込みも、エレクトーンをある程度やっている人間ならば普通にやっているため、これも最初からできます。

 

 ■エフェクト、ミキシング要素

 

エレクトーンにはボリュームやパンといったミキシング要素はもちろん、リバーブ、ディレイ、コーラスといったエフェクトも網羅されています。そのうえ、ピッチベンドやエクスプレッションも基本機能に含まれるため、DTMと共通する知識が非常に多いのです。

 

 

…こんな感じで共通点が多く、エレクトーン弾きはDTMにすんなりと入っていけると思います。なによりDTMの作業は楽しく、音楽的な視野や知識も大きく広がります。

 

さらにYoutubeなんかで配信できれば楽しさはもっと広がります。「DTMでボーカロイド曲を作ってエレクトーンとコラボ」なんて面白そうじゃないですか。デメリットはほとんどありません。やってみる価値はあります。

 

エレクトーン自体も広めたい!

 

もちろん、私はエレクトーン自体にもまだまだ可能性はあると考えています。

 

ライブ配信が手軽になった今、見た目が派手でパフォーマンス性の高いエレクトーンは注目を集める可能性が高いです。やりかた次第では、エレクトーン全盛期だった時代の人気を取り戻せるかもしれません。

 

とりあえず、エレクトーン演奏グレード5級を目指すよりも、DTMで作曲を覚えたほうが将来絶対役に立ちます

 

私、エレクトーン演奏グレード4級を取得してるんですが(実は結構ハイレベル)、資格自体が仕事で役に立ったこと一度もないですもん。

 

メリットは、ヤマハの社員さんから「えー!4級持ってるんですかー!?すごいですね~!」って言われることぐらいですかね(笑)

 

 




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